配偶者への贈与と配偶者控除
category : 所員 金鹿 2013.1.22
婚姻期間20年以上の夫婦間でマイホーム等を贈与する場合は、最高2000万円の配偶者控除を受けることができます。
夫婦の間で居住用不動産又は居住用不動産の購入資金の贈与があったときには、贈与税の申告をすれば、基礎控除110万円のほかに最高2000万円の配偶者控除が受けられます。
※この配偶者控除は同じ配偶者間において一生に一度しか受けられません。
<控除を受けるための要件>
1.夫婦の婚姻期間が20年以上であること
2,贈与財産が国内にある居住用の土地や家屋であること
3.贈与を受けた年の翌年3月15日までに贈与を受けた土地や家屋に実際に居住し、その後も引き続いて居住する見込みであること。
<控除を受けるための手続き>
◯贈与税の申告書又は更正請求書に配偶者控除の適用を受ける旨を記載し、次の書類を添付して提出する必要があります。
1.受贈者の戸籍の謄本又は抄本
2.受贈者の戸籍の附票の写し
3.居住用不動産の登記事項証明書
4.受贈者の住民票の写し
<不動産取得税>
◯贈与により土地や建物を取得した時は、地方税である不動産取得税がかかります。
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